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ビグラセラ[VGC]は・・・国内トップクラスの建設資材メーカーで、
ブランド力が極めて高い。11か所の工業団地を保有する大手工業団地
開発業者でもある。レンガ、タイル、ガラスの3事業に注力し、環境に
優しい製品の開発・生産・販売を強化する戦略を取っている。
2015年10月に未上場公開株取引市場(UPCoM)での取引を開始した。

＜その他掲載銘柄＞
アジアコマーシャル銀行［ACB］、ビングループ[VIC]、
ハウザン製薬[DHG]、FPT情報通信[FPT]、
マサンインベストメントグループ[MSN]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、
ペトロベトナム・第2ニョンチャック電力[PV2]、
ホーチミン市インフラ投資[CII]、フーニュアン・ジュエリー[PNJ]、
ダナンゴムタイヤ[DRC]、ダットサイングループ[DXG]、軍隊商業銀行[MBB]、
ホアファット鉄鋼グループ［HPG］、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、
ベトコムバンク[VCB]、ベトインバンク[CTG]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、
ビナサンタクシー[VNS]、キドグループ[KDC]、コテック建設[CTD]、
カンディエン不動産[KDH]、チャファコ製薬[TRA]、ビンミン・プラスチック[BMP]

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CONTENTS
 
01. 9月全国CPI、前年同月比+3.34％―直近2年で最高
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
     特集（2016年9月26日～2016年10月2日） 
03. 噂のうわさ話
   　ホアンクアン不動産商業コンサルティング[HQC]
04. サイゴン・街角風景　　
  「ホーチミン下町の秋の夜長」

  統計総局(GSO)の発表によると、2016年9月の全国消費者物価指数(CPI)は、
前年同月比で+3.34％上昇し、2014年9月以降で最も高い上昇率となった。
前月比では+0.54％上昇、12か月連続で上昇を維持している。年初9か月では
前年同期比+2.07％の上昇だった。

  国内のガソリン価格が8月19日より3回引き上げられていることに加え、
医療サービス及び教育サービスの料金が引き上げられたことでインフレが
加速しており、年末までにインフレ圧力が更に高まると懸念する声もある。

  前月比CPIを品目別で見ると、▲0.07％低下した「郵便・通信」を除く残りの
10品目はいずれも上昇。53省・市で学費が9月より引き上げられたため、
「教育サービス」が+7.19％の大幅上昇。続いて、8月19日と9月5日に
ガソリン価格が引き上げられたことで、「交通」が+0.55％上昇している。

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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）の 
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 FPT情報通信、海外投資家による大量相対取引が活発に―株価が年初比+19％上昇
[2016/09/26 12:22 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160926120837.html

  最近、FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)株は、海外投資家による
大型の相対取引が相次いで成立している。23日時点のFPT株価は、
年初から+19.3％上昇した。

  FPTがIT分野で国内最大手であることを踏まえると、現在の株価は
かなり魅力的な水準と言える。また、国家資本投資経営総公社
(State Capital Investment Corporation＝SCIC)がFPTへの出資金を
回収する計画であること、FPTが卸売・小売部門の一部を売却または
同事業からの完全撤退を検討していることが、株価押し上げの
好材料となっている。

  FPTが卸売・小売部門を売却すれば、巨額の現金を取得するだけでなく、
IT事業に注力することで利益率が向上すると期待されている。

  ホーチミン市証券[HCM](Hochiminh Securities)によると、FPTの
年初9か月売上高は前年同期とほぼ同じ28兆VND(約1270億円)、
税引前利益は前年同期比+0.6％増の2兆0150億VND(約92億円)の予想。

  2016年業績見通しは、売上高が前年比+8.7％増の41兆2000億VND
(約1870億円)、親会社株主帰属利益が同+11.1％増の2兆1460億VND
(約98億円)で、1株当たり利益(EPS)は4205VND(約19.1円)、
予想株価収益率(PER)は11.3倍。

  HCMはFPT株の投資評価を「買い(Buy)」で維持した。


2 位 SCIC会長、「年内にビナミルク株9％売却」表明
[2016/09/26 13:45 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160926010700.html

  国家資本投資経営総公社(State Capital Investment Corporation＝SCIC)の
グエン・ドゥック・チー会長は23日の記者会見で、ビナミルク[VNM]
(Vinamilk)株9％を年内に売却することを明らかにした。

  チー会長によると、SCICは9月中にVNMへの出資金回収に関する
コンサルティング機関を国内外から選定。11月には最低入札価格を公表し、
年末までに9％の売却を完了させる。

  SCICは現在、VNM株44.7％を保有しているが、今回の売却が完了すれば
SCICのVNM株保有比率は35.7％へと低下する。SCICの出資金全額回収の
対象となっている10社における政府出資分の時価総額は合計100兆VND
(約4550億円)で、うちVNMだけでこの90％(90兆VND＝約4100億円)を占める。

  売却方法について、SCICは市場取引による相場操縦的行為を
回避するため、相対取引を検討するという。最低入札価格は取引日時点の
株価を下回らない見通しだ。

  このほか、SCICは2017年初めに、残り9社からの出資金回収を
実施するという。SCICが保有している各企業から回収した資金は、
国会議決を経て使用されるが、年内に第2バックマイ病院や
第2ベトドゥック病院、チョーライ病院など、幾つかの重点案件の建設に
30兆VND(約1360億円)が充てられる予定だ。


3 位 FPT情報通信、ノルウェー中銀とドラゴンキャピタルが保有比率引き上げ
[2016/09/29 09:49 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160928101108.html

  ノルウェー中央銀行(Norges Bank)はこのほど、FPT情報通信[FPT]株
およそ100万株を追加取得し、保有比率を1.87％から2.09％(約960万株)へと
引き上げた。

  また、ドラゴンキャピタルの旗艦ファンドであるベトナム・エンタープライズ・
インベストメント・リミテッド(VEIL)もFPT株およそ160万株を取得し、
保有比率を1.96％から2.30％(約1060万株)に引き上げている。

  これにより、ノルウェー中央銀行及びVEILが関連する海外企業・ファンドの
FPT株保有比率は、合計9.00％(約4140万株)となった。

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
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ベトナム現地投資家のうわさ話・ホアンクアン不動産商業コンサルティング[HQC]・の巻！

(2016年10月5日 発行ベトナム株通信 第2971号)
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■■■ホアンクアン不動産商業コンサルティング[HQC]■■■

東南部タイニン省の税務局はこのほど、ホアンクアン不動産商業
コンサルティング[HQC](Hoang Quan Consulting Trading Service
Real Estate)が展開する低所得者向け集合住宅「HQCタイニン」案件に対し、
土地使用料344億VND(約1億5700万円)を全額免除することを決定した。

同案件は低所得者向け住宅1526戸を建設するもので、投資総額は
1兆0100億VND(約46億円)。現在、地盤工事を実施している段階で、
2016年11月より販売を開始する予定。

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